July 13, 2005

北海道・石山緑地

 芸術の森へ向かう途中に石山緑地へ立ち寄りました。この公園の以前の姿は札幌軟石という灰色の石の採掘場でしたが、CINQ(サンク; 国松明日香、永野光一、丸山隆、松隈康夫、山谷圭司)という彫刻家集団によって、公園全体が採掘場跡地や札幌軟石の風合いなどを生かした彫刻作品に造り上げられています。

 公園入口には、バベルの塔のような噴水タワーとなっている玉石の塔や、その水が螺旋状に流れている「スパイラルスプリング」などがある水の広場があります。これらは、大型作品ですが、大理石のモニュメントやベンチなどの小さめの作品も公園に置かれています。スパイラルスプリングのある広場から小径を進んでいきますと、緑の芝生、樹木に赤い色彩が強いコントラストを持っている美しい作品、「赤い空の箱」というジャングルジムが置かれています。さらに小径を進むと、ローマにある古代遺跡のような広場「ネガティブマウンド」があります。背景の採掘場の壁と広場にある橋のような構造物のいずれもが札幌軟石のため、その灰色の古びた肌合いが歴史を感じさせるドラマッチックな広場となっていました。ネガティブマウンドの奥には、サイコロ状の札幌軟石が散らばっている「午後の丘」があります。ここは芝生でくつろげるような広場になっています。

 全体を通しては、現代によみがえった古代遺跡のようなモティーフで統一されていまして、大変素晴らしい公園でした。玉石の塔 スパイラルスプリング スパイラルスプリング2 モニュメント ベンチ 赤い空の箱 ネガティブマウンド ネガティブマウンド2 午後の丘

石山緑地

石山緑地(札幌公園検索システム)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

July 12, 2005

北海道・モエレ沼公園

 イサムノグチ展訪問の前に、この7/1にグランドオープンしたモエレ沼公園へ行ってきました。この公園の以前の姿は、170ヘクタール(ニューヨークのセントラルパークの約半分)という大きさのごみ埋立地でした。1988年、イサムノグチがお亡くなりになる1ヶ月前に公園全体を彫刻するという壮大なマスタープランが計画され、それに基づき徐々に造成され、最後まで残っていました「モエレ山」、「海の噴水」が完成してグランドオープンになりました。以下、公園を歩き回った順番に説明していきます。

「モエレ山」
 昨秋山開きしたモエレ山は標高62mある小高い丘といった感じの山です。公園入口近くの登山道から山頂を目指しますと、まず林の中を通り抜け山の稜線を緩やかに登っていきます。山頂には、中心が分かるように石が埋め込んでありました。山頂からはプレイマウンテン、海の噴水やモエレビーチなどの広大な公園全体が一望できます。また、大地を眺めると、流れ行く雲の影が写っていまして、この公園の壮大なスケールを感じ取ることが出来ました。下山道は、山頂から麓へ一直線に造られた階段を降りました。 モエレ山(公園入口から)登山道(林)登山道頂上中心部プレイマウンテンを望む海の噴水・モエレビーチを望む下山道(階段)










「プレイマウンテン」
 次にプレイマウンテンをピラミッドのような石の階段になっている方から登ってみました。一段ずつ登るごとに石の水平線が変化して、様々な表情を楽しめました。この山頂からモエレ山を望みますと、先程の階段(下山道)が稜線に美しいフォルムを与えていました。山頂からは、緩やかな勾配になっている小径を通りモエレビーチへ行きました。プレイマウンテン階段 モエレ山を望む プレイマウンテン小径 プレイマウンテン










「モエレビーチ」
 ここは深さが浅めのひょうたん型をした池になっていまして、子供たちが元気に水遊びをしていました。モエレビーチ






「サクラの森 遊具広場」
 イサムノグチデザインの遊具で、ここでも子供たちが元気に遊んでいました。サクラの森






「ガラスのピラミッド HIDAMARI」

 完全な三角錐ではなく、複雑な形をしたガラスのピラミッドになっています。この施設入口は石造りの壁となり、古色の趣がありました。また、屋上が展望台となっています。(しかし、展望台からの眺めは、ガラスのピラミッド部分とモエレ山が重なるため、イマイチでした。)HIDAMARI 石壁






「海の噴水」
 この噴水は、一般の常に水が流れ出ているものと異なり、40分程度のショー形式で稼動するため、そのスケジュールに合わせて観覧する必要があります。ショーの開始は、噴水中心部から空を目掛けて25mの高さまで水が噴き上がります。この噴き上げ水は風にあおられて絶えず変化するため、一種の護摩焚きの煙のように様々な形を見て取ることができました。その後、徐々に噴き上げ高さを低くしながら、中心部分の器に水が溜まり始めます。ここからは海の噴水の名に相応しい光景が見られました。まず中心部分に荒磯のような波が立ち始め、水が溢れ出しザバーンという豪快な音と共に周囲に広がります。そして完全に周囲と中心が同じ水位になると、波は凪のような穏やかな表情に変わります。その後暫くすると、中心の水位が低くなり、徐々に周辺から水が引いていきます。最後に、噴水の櫓が作られショーが終了します。海の噴水1 海の噴水2 海の噴水3 海の噴水4 海の噴水5 海の噴水6 海の噴水7






 全体を通しての感想は、アート的な美しさでは、イサムノグチがマスタープランしたモエレ山やプレイマウンテンに登ることで、大地の広さや広がり、風の強さ、雲の流れなどが感じられる心地よい空間でした。さらに楽しく遊んでいる子供たちが印象に残り、公園としてのパブリック的な機能も十分果たしていると思いました。モエレ沼公園

モエレ沼公園

| | Comments (1) | TrackBack (0)

July 06, 2005

沖縄・バーデハウス久米島

 海洋深層水で有名な久米島にある温浴施設「バーデハウス久米島」へ行ってきました。久米島空港・楽天人形

 まず最初に久米島空港に降り立つと、楽天人形?がお出迎えしてくれていました。

 バーデハウスに向かう前に、名所「ハテの浜」観光へ。ハテの浜は、久米島沖にある白砂で出来たビーチで、潮の満ち引きにより形が常に変化し、干潮時には最大で7kmほどの長さになります。今回は、干潮時に訪問しました。実際に行ってみますと、美しい白砂からなる大きなビーチですが、海遊びしない私にとってはビーチを一巡りした後飽きてしまい、強い日差しを避けるため直ぐに休憩所で休んでいました。しかし、日焼け止めを持って行くのを忘れてしまったため、不本意ながら日焼けしてしまいました。

ハテの浜

 さて、本題の「バーデハウス久米島」ですが、健康促進のための「バーデプールゾーン」とリラックスやリフレッシュするための「スパ サウナゾーン」の2つの施設があります。

「バーデプールゾーン」
 バーデプールは、水着を着用し男女混合で利用するようになっています。まずは、身体の上部から下部にかけて筋肉の緊張を解すために「ネックシャワー」、「ボディマッサージ」、「フローティング」の各設備が円形プールの壁に沿うように設置されていまして、1~2分程度ずつ順番に利用して円を一周し、これから水中運動するための前準備をします。その後、テレビモニタのあるプールに移動し、個人別健康アクアプログラムを選び水中運動します。私の場合は、ダイエットプログラムを選びました。他には、腰痛予防やリラックスなどのプログラムがあったように記憶しています。ダイエットプログラムは、有酸素運動をさせるためなのか分かりませんが30分以上かかりまして、まじめに励むと水中で浮力の助けを借りているのに関わらず案外と疲れました。
 また、このバーデプールのお湯は、海洋深層水100%らしいのですが案外塩辛く、日焼けや皮膚のかぶれているところなどにタラソテラピー(しお湯)効果で結構沁みました。他には、屋外テラスに露天ジャグジー風呂感覚のホットタブがありました。このお湯も海洋深層水100%らしいのですが、こちらの方には塩気を感じませんでした。

「スパサウナゾーン」
 スパサウナゾーンは、男女別になり水着は必要なありませんでした。ここでも屋外テラスに深層水スパが設けられていました。お湯加減は、比較的ぬるめでリラックスして長時間浸かれる様になっていました。ゆっくりと風呂に浸かっていますと、時折ジェット機の音が聞こえ空を見上げて確認すると、戦闘機が通過しているようでした。また、バスタブの周囲には温泉にあるような一般的な洗い場はなく、シャワーコーナーで洗髪等するようになっていましたので、あくまでもリフレッシュするためのスパ施設として設計されていました。

 全体を通しての感想は、1日のみの利用でしたが、バーデプールの健康増進メニューは効果が期待できそうなので時間と費用さえあれば1ヶ月程度継続利用してダイエットしてみたいと思いました。バーデハウス久米島

バーデハウス久米島

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 30, 2005

愛知・明治村

 万博の翌日は、犬山にある明治村へ行ってきました。下調べをほとんどしていませんでしたので、とりあえずフランク・ロイド・ライトの旧帝国ホテル見学とSL、京都市電の乗車が出来れば良いかなと気軽に考えて訪問したのですが、実際に村に着いて見ますと建物が全部で67棟と多く驚いてしまいました。そのため、マップを眺めてどのように回るか悩んでいましたところ、ボランティアガイドの方にアドバイスをいただきまして村営バスに乗って明治村の一番奥にある旧帝国ホテルへ向かうことにしました。

 村営バスは、運転手の方が代表的な建築物のところで簡単なガイドをしていただけるので、旧帝国ホテルへ向かうまでに明治村の建物の配置が容易に把握できました。(正門入口から旧帝国ホテル前まで所要時間約20分)帝国ホテル内部 帝国ホテル玄関

 「旧帝国ホテル」では、ボランティアの方による館内ガイドに参加し、大谷石の階段、テラコッタで作られた透かし柱、フランク・ロイド・ライトの考案した椅子やテーブルなどを見学し、その美しさを堪能してきました。

聖ザビエル天主堂聖ザビエル天主堂内部 次に、ガイドの方がステンドグラスが美しいので是非と勧めてくださった「聖ザビエル天主堂」へ。ステンドグラスは、凝った図柄ではないのですが教会内にほど良く光が差し込み、清浄な気持ちになるような心地良さがありました。

 ここでSLへ乗車するために旧帝国ホテルの奥にあるSL東京駅へ戻りました。ここのSLは、松山の坊ちゃん列車のような小型のもので、山の中をゆっくりと5分ほどかけてSL名古屋駅まで向かいます。SLが駅に着くと折返し運転のため、SLが客車から切り離されて人力ターンテーブルに向かい方向転換するという、明治時代の?昔懐かしい運行方法が採られていました。SL

 SL名古屋駅に隣接して市電名古屋駅があります。ここで京都市電に乗り換えようと思ったのですが、次発まで時間がありましたので、宇治山田郵便局や呉服座を回りました。呉服座は天井に格子状のぶどう棚を持つ劇場で内部見学も出来るのですが、時間が合わなかったため断念しました。京都市電

 出発の時刻となりましたので市電名古屋駅から京都市電に乗り京都七條駅経由の品川燈台駅まで行きました。(途中、七條駅では運転台に立たせてもらいまして、運転手の方に記念写真も撮っていただきました。)

お召し列車  品川燈台駅から、入鹿池のほとりに建つ品川燈台、菅島燈台付属官舎(トイレの館)と回り、西園寺公望別邸「坐魚荘」では時間が合いましたので内部見学もさせていただきました。鴬張り廊下、竹柵の中に鉄が入っている窓枠や、各部屋にボタンがあり非常時には書生室に通報できるようになっていまして、現代でも通用するセキュリティー万全な住宅に非常に感心いたしました。さらに、重要文化財に指定されている西郷從道邸、聖ヨハネ教会、三重県庁舎と回り、内部が特別公開されている鉄道局新橋工場 明治天皇・昭憲皇太后御料車へ向かいましたが、こちらも時間が合わず外側から覗くのみの見学となってしまいました。

 今回は時間が十分取れませんでしたので、満足に見学できませんでしたが、次回は一日かけて全建築物を回ってみようと思うくらいの素晴らしいところでした。

明治村

●その他情報
 今回は、愛・地球博と兼ねて行きましたので名鉄電車・バス2日間フリー乗車+EXPOライナー(名駅-万博会場)フリー+明治村などの入場料がセットになっている「愛・地球博2DAYフリーきっぷ」3,900円を利用しました。

 また、明治村内の移動は、乗物1日乗車券(SL・市電・バス) 800円を利用しました。

| | Comments (1) | TrackBack (0)

June 29, 2005

愛知・ 愛・地球博(EXPO2005)

 豊田市美術館訪問の翌日は、「愛・地球博(愛知万博)」へ行ってきました。訪問前の計画段階では、色々なパビリオンを見て回ろうと思っていましたが、意外と会場が広く、かつ気温も30℃を超えるコンディションのため歩き回るのに疲れまして、殆ど見ることが出来ませんでした。また、終了時刻は、企業パビリオンの多くが20時ごろ、外国館が21時前後でしたので、閉場時刻ぎりぎりまでの観覧ができませんでした。

 さて、インターネットによる事前予約していましたグローバルハウス/オレンジ館と、JR東海 超電導リニア館を中心に、その合間に外国館を回ってきました。以下、簡単に感想を書きます。

●グローバルハウス/オレンジ館
 今回の万博で最も印象に残りましたのが、冷凍マンモスでした。マンモス身体の一部(頭部と足)が、それぞれ皮膚や肉がついたまま切取られた様に展示されていますので、ジュラシックパークのようにDNAによる複製で今にも再生できるのではないかと思えるような質感がありました。
ユカギル・マンモス(HP)

 その他にはNHKの超高精細映像システム「スーパーハイビジョン」による日本の四季・風景を中心とした映像のデモ展示、大阪万博の際に話題となった「月の石」、田中久重の万年自鳴鐘の復元品などがありまして、色々と楽しめました。
万年時計(万年自鳴鐘) 復活プロジェクト

●JR東海 超電導リニア館 - 超電導リニア3Dシアター -
 入場するとプレシアターでまず鉄道の3つの革命、1.鉄道(蒸気機関)の誕生、2.新幹線(高速鉄道)の誕生、3.超電導リニアの誕生に関する解説ビデオが上映されます。ここまでは展示の意図が良く分かりました。しかし、3Dシアターで超電導リニアの走行シーンの上映となりますと、実際にリニアに体験搭乗しているような感覚は得られず、かつ東京-大阪間にリニアを推進する意気込みも感じられず、JR東海は一体何を展示したいのか良く分からない内容でした。

●カタール館
 展示の最後の方に顔写真を撮影してもらい、それを切手シートのおみやげとしてもらえるコーナーがありまして、良かったです。

●イラン館
 有料ですが、角砂糖をほおばりながらいただくイランの紅茶「チャイ」が楽しめます。

●インド館
 館の内部全体が「菩提樹の下で」と名付けられたインスタレーションになっていまして、グローバルコモン1の中ではアート的な展示でよかったです。

●中国館
 まず入るとイベントコーナーがありまして、偶然かもしれませんが女子十二楽房のような女性による楽器演奏があり、中々好印象を持ちました。また、館の内部壁面に巨大なレリーフが施されていたり、躍動する中国の現状および時期(2010年)上海万博へ向けての映像上映みたいなものもありまして、それなりに楽しめました。

●イタリア館
 上野の東京国立博物館で見逃した「踊るサテュロス」像へやっとめぐり合いました。確かにきりりと引き締まったプロポーションで美しい像でした。また、サテュロス像にたどり着く前の水をテーマにしたインスタレーションもイタリアの噴水などの泉のイメージに合いまして、中々良かったです。

●フランス館
 展示そのものは見ていないのですが、ここではレストラン「ギー・マルタン」へ行きました。三ツ星レストランシェフのギー・マルタンさんが総料理長を務めるレストランだけありまして、おいしいフランス料理がいただけました。

●ロシア館ロシア館・マンモス
 大人のマンモス全身骨格と子供のマンモス頭部骨格の展示がメイン。その他、有人宇宙往還機などの航空模型など展示。さすがに冷凍マンモスを見た後では、迫力に欠けました。

●シンガポール館
 展示室内に入ると雨傘が渡された後、大量の雨が天井から降ってきましてスコール体験できるようになっていました。その後、現代アート的なインスタレーション作品で構成した水の回廊や、薬草をアクリルケースの中に入れ壁に並べて展示しているブース、展示室の一室がまるごと図書館になっていまして、その本の中に過去の個人的な歴史の記憶を垣間見られるようになっているインスタレーションがありまして、秀逸な展示でした。

●オーストラリア館オーストラリア館かものはし
 こちらは、日本語の出来るオーストラリア館の方が、観覧者にフレンドリーに接する態度が好印象でした。展示そのものは、子供たちが群がっている長さ10mはある巨大な「かものはし」像がありまして、それがメインでした。

さとう・りさ作品 その他、アートプログラム「幸福のかたち」などもありますが今ひとつ展示場所が分からずさとう・りさ さんの作品しか見つかりませんでした。

愛・地球博(EXPO2005)

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 23, 2005

北海道・函館山(夜景)

函館夜景 クリックすると拡大します。
函館山からの夜景。手前の明るいオレンジ色の光に温かみが感じられます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 20, 2005

愛媛・潮の香りの天然温泉 シーパ MAKOTO

 最近ブログのアクセスログをチェックしていましたところ、先月閉店された銭湯の北条温泉の被検索回数が多くなっていました。不思議に思っていましたが、やっと理由が分かりました。「シーパ MAKOTO」という大型日帰り温泉施設が北条温泉と名乗っているようですね。早速行ってみました。(現在のところHP等確認できませんので、とりあえず行き方から記します。)

行き方

 国道196号線の北条バイパスの下難波交差点(マルエツ北条店がある交差点)に「シーパ」の看板が出ています。この案内に沿って、旧196号線(県道179号線)を北条市街方面へ。そのまま直進すると突き当たりますので、そこを右折して海側(北条港方面)へ進みます。案内に従って直進する右手に「シーパ」が見えてきます。
 または、松山方面からは、旧196号線の北条駅前交差点を左折します(北条駅と反対側方向へ)。直進すると港が見えてきますので、そこを右折して「鹿島渡船臨時乗り場前」方面へ進みます。渡船乗り場を過ぎて港沿いの道を左折すると「シーパ」の通りに出ます。

営業時間・料金等(日帰り入浴分)

 午前11時から翌朝8時まで(7時札止め) 大人500円

感想

 脱衣所などは、トレーニングジムのようなフロントから鍵を借りてロッカーを使用する方式になっていまして、比較的安心して荷物を持ち込めました。
 お風呂の方は、大浴槽、ジェットバス等は、通常のお湯になっていまして、海が眺められる露天風呂のみ温泉(循環式)になっていました。他に、サウナもありました。
 温泉の方は、海の近くの温泉にありがちなナトリウム泉ですが、肌触りがさらっとしていましてアルカリ成分を感じるようなぬるぬる感もなくイマイチで、さらに潮の香りも僅かにする程度でした。どちらかといいますと、温泉を楽しむというよりは、真新しいスーパー銭湯に浸かりに行くと考えられた方が良いかも知れません。シーパ

 潮の香りの天然温泉 シーパ MAKOTO

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 18, 2005

北海道・旭山動物園

 札幌の後は、雨中車を飛ばして、動物の行動展示で有名な旭川市にある旭山動物園へ行ってきました。

ペンギン館ペンギン館

 水槽にチューブ型の通路が設けてありまして、ペンギンが泳ぐ姿を観察できるようになっていました。長崎ペンギン水族館では、大型のキングペンギンが泳いでいましたが、こちらは小型のジェンツーペンギンが元気よく泳いでいました。

あざらし館あざらし館

 あざらしが垂直に泳ぐ習性を利用して、垂直に作られた円形透明パイプを潜り抜けていきます。意外とあざらしの泳ぎが速いので、シャッターの切れが遅い私のデジカメの場合は、シャッターチャンスを何回も逃してしまいました。

ほっきょくぐま館白くまペア 泳ぐイワン1 

 本来は、流氷や海面上に現れたあざらし等の海獣を襲うホッキョクグマ(白くま)の習性を利用して、ダイナミックな泳ぎが見られるはずでした。しかし、現在プールのある展示場に飼われているオス・メス各一頭の白くまは、オスが足の調子悪く、メスが発情期で神経質になっていまして、どちらもあまり泳いでいないそうです。「もぐもぐタイム」と呼ばれる給餌時間は、プールで行うため、白くまの泳ぎが見ることが出来ました。泳ぐイワン2 うたた寝
 また、もう一つの展示場ではカプセルの中から頭をのぞかせて、白くまが襲ってくるところを観察できるようになっていました。しかし、白くまが既に慣れてしまったためか、うたた寝をしていました。

もうじゅう館  アムールヒョウ

 ここでは、トラ、ライオンなどを近くで観察できるように、できるだけコンクリートの壁をなくすように展示場が作られていました。また、もうじゅう館の上から各展示場が眺められるようにもなっていまして、様々な角度から観察できましヒグマた。ここで面白かったのは、人の頭上1m位の金網のところにアムールヒョウ2頭が寄り添って寝そべっていました。どうやらアムールヒョウにとっては、そこの場所が居心地がよいらしく、お腹、手、尻尾などが良く観察できました。また、ヒグマもよく動き回っていました。

おらんうーたん館空中散歩 空中散歩2

 ここでは40m位の高さに張られたロープを渡る空中散歩が有名ですが、雨中でしたので、オランウータンも自発的には渡っていませんでした。ここでも「もぐもぐタイム」のときに飼育係りの方が、厩舎と反対側にある遊び場のところに落花生を置きまして、なんとか渡ってくれました。また、オス(父親)と、メス(母親)としっかりと母親を掴んで離さない2歳の子どもの3頭がいる中、空中散歩してくれたのは、メスでした。雨の中でも子どもに食事を与えるためなのかどうか分かりませんが、やっぱり母は強しと感じました。

その他エゾフクロウ ゾウ

 ゾウが鼻を器用に使って食事をしているところを偶然見ることが出来ましたり、北海道に生息するフクロウが多数展示されているコーナーがありまして、そこでエゾフクロウを見ることが出来たり、色々と楽しめました。また、全体を通しての印象は、1つの展示場での動物の個体数を他の動物園よりも少なくして、大切に育てられているのかなと思いました。旭山動物園

旭山動物園

| | Comments (0) | TrackBack (0)

June 13, 2005

北海道・すずらん(富丘西公園)

 先週末は、「本郷新」展訪問のため札幌へ行ってきました。そこで、札幌市の西北に位置する富丘西公園のすずらん群生地に立ち寄りました。(群生地といっても、猫の額ほどしかありません。)すずらん

 すずらんは例年5月下旬から6月上旬が見頃となりますが、今年の北海道は桜と同様に開花時期が1週間程度遅れているらしいため、ちょうど綺麗に咲き始めていました。

すずらん群生  多くのすずらんは、雑草に紛れて1株で咲いているため、じっくりと探さないと発見出来ません。しかし、雑草が取り除かれてるところが一部にありまして、そこだけは多くのすずらんが咲いていまして、日本すずらんのほのかな香りが漂っていました。

手稲・富丘西公園
*さらに公園検索システムで検索すると詳しい地図などがあります。

| | Comments (0) | TrackBack (1)

June 11, 2005

高知・関根雲停植物画展

本郷新・牧野博士 天気が良いこともありまして、美術館の後は、高知県立牧野植物園へ行きました。ここでは、博士が収集した牧野文庫の関根雲停の植物画コレクションが130点公開されていました。

 展覧会のパンフレットを要約しますと、関根雲停とは、江戸時代末期に動物、植物、鉱物などの博物画を描いた人です。牧野博士は、その植物画を見て描写が植物学的に正確であることから、英国のボタニカルアートの第一人者、W.H.フィッチになぞらえ、雲停を「日本のフィッチ」と絶賛したそうです。 展示室

 雲停の植物画は、和紙工芸家 ロギール・アウテンボーガルトさんの和紙照明作品と共に展示されていまして、心地良い雰囲気でした。作品自体は、標本画なので細い線と薄い彩色で描かれていました。私の好み的には大型の、鉄砲ユリやアナナス(パイナップル)が印象に残りました。アジサイ

 また、現在関根雲停植物画展以外にも初夏を彩るアジサイ展(~6/19)も開かれています。 庭園牧野植物園

高知県立牧野植物園 ~9/30まで

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 27, 2005

鹿児島・妙見温泉(温泉バス)

福岡からは、飛行機で鹿児島空港へ。そのまま鹿児島市内へ出ても良かったのですが、時間がありましたので温泉バスを利用して妙見温泉へ行ってきました。

温泉バス温泉バス

鹿児島空港の総合案内所で温泉パスポート(一日周湯券 500円;バス乗り放題とおんせん券1枚付)を購入し、国際線ターミナル前の温泉バスのりばで待っていると、一目で分かる「温泉バス」がやってきました。

バスに乗り込み空港を出発しますと、築100年以上で歴史的な木造駅舎の嘉例川駅に立ち寄り後、川沿いの道を進み、いくつかの温泉地を経て妙見温泉までたどり着きました。嘉例川駅

妙見温泉(山里の宿おりはし旅館)

パスポートの裏面に日帰り入浴できる温泉施設が紹介されていまして、終了時刻と「おんせん券」に追加する金額が書かれていました。多くの施設は、「おんせん券」に100~300円追加する必要があるようです。今回は、「おんせん券」にプラス100円で露天風呂が利用でき、かつバス停からも近い、「おりはし旅館」に行ってみました。おりはし旅館

露天風呂のお湯は、ほどよく熱く、また鉄分が多く含まれているようでして、広い浴槽の周辺が赤茶けた状態になっていました。お湯の肌触りは、PH値からは弱酸性のようでしたので、さらさらしていました。

景観の良い川沿いに露天風呂はあるのですが、しっかりと囲いで覆われているために、風呂に浸かりながら景色を楽しめことは残念ながら出来ませんでした。また、洗い場が1箇所しか無いことも残念な点でしたが、旅の途中で広々とした露天にゆっくりと浸かることが出来て、十分にリフレッシュしました。妙見温泉

妙見温泉観光協会HP

温泉バスHP

その他(今回の利用ルート)

鹿児島空港 15:45発 → 妙見温泉 16:09着
(妙見温泉 滞在約1時間)
妙見温泉 17:09発 → 鹿児島空港 17:33着

総費用 600円
 内訳:温泉パスポート(500円)+おりはし旅館追加分(100円)

*バス運転手さんのお話では、昨年よりも利用者が減っているそうです。実際に上記のルートで、行きは私を含め3名、帰りは私のみでした。料金的にお得なので、お勧めです。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 16, 2005

北海道・エゾヤマザクラ(二十間道路)

 静内の桜の名所、二十間道路へ行ってきました。今年の北海道は、5月上旬に積雪したそうで、例年より開花が遅く、現在が見頃となっています。そのため「しずない桜まつり」も当初より1週間延長の5/15までになっていました。

 二十間道路周辺のサラブレッドの牧場には、残念ながら防疫の為放牧していませんでしたが、静内までの往復道では有名馬を輩出したり繋養している牧場を多数見つけることが出来ましたので、別の機会にゆっくりと牧場巡りをしてみたいと思いました。

桜まつり 二十間道路1 二十間道路2

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 08, 2005

徳島・祖谷温泉

 ケーブルカーで渓谷まで降りる面白さと源泉かけ流しの露天風呂を楽しみに、ホテル祖谷温泉に日帰り入浴してきました。ケーブルカー

 ここの温泉は、ホテル館内の内湯とケーブルカーで行く別棟の露天風呂と2つあり、露天を利用するかどうかで日帰り入浴料金が変わるようです。また、ケーブルカー利用の際は、半券を切られますので、基本的には1回(往復)しか利用できないようです。

内湯(展望大浴場)

 お湯は、無色透明で大きな特徴もありませんでした。ここのお風呂は、かけ流しではないようです。また、展望大浴場と書かれていますが、渓谷の景色を眺めながら浸かれるようには、工夫されていませんでした。窓の外に目をやりますと時折ケーブルカーが通り過ぎていました。他に日帰り入浴の際には、露天風呂に洗い場がないので、こちらを先に入浴してシャンプーなどを済ませておくのがよいかと思います。

ケーブルカー

 単線で1つの車両がホテルと渓谷にある別棟の間を往復していました。片道5分くらいかけてゆっくりと川原まで降りてゆきますので、渓谷の新緑を存分に楽しめました。

露天風呂(渓谷の湯)露天風呂 渓谷の眺め

 渓谷にかかる橋を眺めながら露天風呂に浸かりました。お湯は、源泉のため白濁し、アルカリ質のぬるぬるした肌触りで良い泉質でした。また、湯加減が少しぬるいため、長湯でものぼせず、大勢の方が湯の中でくつろいでいました。かけ流しのお湯(源泉)も豊富に供給されていまして、十分に堪能できました。H祖谷温泉

ホテル祖谷温泉

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 06, 2005

和歌山・龍神温泉 下御殿

 熊野三社の本宮から高野山に抜ける途中で龍神温泉に立ち寄りました。とりあえず日帰り入浴できますと書いてありました下御殿へ行ってみました。龍神温泉は、日本三美人の湯のひとつになっているそうです。(詳しくは、下御殿HPでご確認お願いしたします。)

内湯「御座敷風呂」

 何も知らずに内湯の温泉へ行ってみますと、脱衣所から浴槽の中まで畳敷きになっていました。脱衣所や洗い場などの畳が耐水性化学繊維で、浴槽の中が吸水性化学繊維で出来ているそうです。この畳敷きのお風呂ですが、全体が薄緑色になっていることもありまして意外と落ち着きましたが、不思議な感覚も拭えませんでした。お湯の質自体は、匂いもなく、肌触りも意外とさらさらしていまして大きな特徴はありませんでした。

混浴露天風呂

 脱衣所から階段で降りてゆきますと露天風呂がありました。川の直ぐそばに作られていまして、囲い等もなく視界良好で景色を十分堪能できるようになっていました。(逆に言えば、周囲からも露天風呂が眺められるのが難点でしょうか。) 当日は雨が降っていましたが、湯加減もちょうどよく、旅の骨休めになりました。下御殿

龍神温泉 旅館 下御殿

| | Comments (0) | TrackBack (0)

May 05, 2005

和歌山・ホテル浦島

 那智勝浦にある南紀勝浦温泉 ホテル浦島に日帰り入浴に行ってきました。ここは、忘帰洞という大洞窟の温泉が有名なところです。

 このホテルへは車で乗り入れできず、港の桟橋から渡し船で玄関口まで送迎してもらいます。片道5分程度ですが、なかなか面白い体験でした。ホテルに到着した後、フロントで入館料(1000円)を支払うとタオルが貰えまして、お得な気分でした。(一般的には、この料金でタオルがつかないことの方が多いと思います。) また、温泉巡りスタンプ・ラリーができるようになっている館内の案内地図も、ここで入手できました。

 日帰り入浴できる温泉が6ヶ所ありますが、日中は全箇所が開いているわけではないようです。私が訪問した日には、忘帰洞と山上露天風呂が日中から、その他は夕方4時以降に開いていました。

 さて、入浴や休憩、食事をしたりと2時間半ほどかけて4/6ヶ所の温泉巡りが出来まして、大変満足しました。

山上露天風呂(狼煙の湯)

 スペースウォーカーと呼ばれる長いシェルター状のエスカレーターを登って山上館へ。話がそれますが、何故かスペースウォーカーの両脇には、印象派の複製画と平山郁夫のリトグラフが掛けられていました。先日東京近代美術館でみたゴッホの「夜のカフェテラス」も飾ってありました。さて、温泉の方は、全館に共通ですが色は白濁した硫黄臭がほどよくするアルカリ系のすべすべしている良い泉質でした。しかし、天気が良かったためか分かりませんが、湯温が高く長い時間は浸かれない状態でした。また、この露天風呂は山上にありますが、意外と風は吹いていなかったため、日光浴するには良い環境でした。

忘帰洞

 海の直近にある大洞窟温泉というイメージを強くもっていたため、実際に入浴してみると期待が大き過ぎたためか、海が遠くに感じられました。温泉の方は、大洞窟を生かして5ヵ所ほど浴槽があり、湯加減も様々ありましたので、お気に入りの場所でゆっくりとくつろげました。

磯の湯

 ここのお湯は、源泉のまま使用しているらしいのですが、他の温泉よりもすべすべ感があったり、硫黄臭が強いということもなく、色が透明だったことが違った点でした。

玄武洞

 こちらは、忘帰洞よりも小さめの洞窟温泉ですが、海に近くかつ海岸線に万座毛のようなくり抜かれた断崖もありまして眺めが良く、一番気に入った温泉でした。難を挙げますと、外の景色が良く見える海に近い浴槽は、湯の中に海草が混ざっているような状態でしたので、衛生面からあまりゆっくりと浸かる気分になりませんでした。H浦島

ホテル浦島

| | Comments (1) | TrackBack (0)

May 03, 2005

和歌山・ホテル川久

H川久  和歌山・白浜温泉にある「美術館のようなホテル」と宣伝しているホテル川久のロビーを見学してきました。宿泊してみたかったのですが、オールスイートのため、予算的に断念しました。また、日帰り企画関係で調べてみますと、大阪の旅行代理店が日帰り昼食&入浴ツアーを催行していまして、その中で15分程度の館内見学がついているようですが、ホテルに電話で確認すると一般向けにはされていないため、こちらも断念しました。とりあえず、宿泊者・日帰り昼食&入浴者以外でもロビーにある喫茶室は利用できるとおっしゃっていましたので、今回は、3時のおやつにケーキセットをいただきに行ってきました。

ロビー  ロビーは、天井が高く、かつ柱・床などふんだんに大理石が使われていまして、美術館というよりは、貴族の館(お城)のような感じでした。ただしロビーだけでは、いまひとつこのホテルの装飾美が掴めませんでしたので、別の機会に館内見学が付いているツアーに参加してみたいと思いました。

ホテル川久

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 13, 2005

愛媛・鈍川温泉

さくら  鈍川温泉に荒木経惟(アラーキー)さんが今年の7月に出版される写真集の撮影のために桜の咲く頃来られると地元のミニコミ誌に掲載されていましたので、花見をかねて行ってきました。

 鈍川温泉の先の渓谷まで行ってみたのですが、残念ながら撮影風景に出会えませんでした。日帰り入浴したホテルのフロントの方に聞いた情報によると残念ながら既に撮影が終わった後でした。さくら濃色

 温泉の方は、「美人の湯」と呼ばれているアルカリ成分の強いぬるぬるした肌触りのお湯とひなびた渓谷風景で、日頃疲れた身体を休めるには非常に良い環境でした。鈍川温泉

鈍川温泉郷HP

荒木経惟HP

| | Comments (0) | TrackBack (0)

April 02, 2005

瀬戸内びんび列車(お魚電車)

室内側面瀬戸内びんび列車 坂出に向かうために電車を乗り継いでいましたら、魚の絵が描かれた電車に遭遇しました。JR四国のHPで調べると「瀬戸内びんび列車」と命名されていました。お魚の元絵は、高松松平家に伝わる「衆鱗図」という博物図譜から選ばれたそうです。電車の内外ともお魚で装飾されていまして、水族館の雰囲気でした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 27, 2005

山口・SLやまぐち号

展望車SL走行中SLやまぐち号 今年も3/19からSLやまぐち号の運転が始まりました。全車指定席なので直前の予約が取れにくいと思っていましたが、月曜日に週末土曜日の指定状況をみどりの窓口で聞いてみると、意外にも席が残っていました。そこで、新山口(旧・小郡)-津和野間を乗車してきました。

 出発駅の新山口では、SLの発着する山口線ホームがレトロ調に仕立て上げられ、警備を兼ねてお見送りしてくださる駅員さんもレトロ調の制服を着用されて、これから始まる旅に対する期待を盛り上げる演出がされていました。私は、昭和風客車に乗車しましたので、昔懐かしい雰囲気に浸っていますと、「ボォーーー」という長い汽笛が鳴り、ホームの駅員さんが手を振ってくださる中、ゆっくりと出発しました。

 津和野までの道中は、出発直後に最近見かけなくなった駅弁の車内販売あったり、沿線で列車に手を振る多くの方がいらっしゃったり、途中停車駅毎に出発合図の汽笛が聞けたり、1000分の20という比較的きつい登り勾配にあるトンネル内に入ると、SLが多くの煙を吐いているために、煙が室内にも入り込んでほのかに煤の匂いを感じたり、トンネルを抜けた直後には、外の景色が煙で真っ白になり一瞬ホワイトアウトするなどの、SL旅情を十分に堪能致しました。

SLやまぐち号 ~11/27まで

| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 14, 2005

愛媛・北条温泉 - 天然しお湯 -

 国道196号線の北条市街の旧道を通ると、2週間ほど前に「天然しお湯」と看板の出たお風呂屋さんがあることに気付きました。大三島のマーレグラッシアで海水風呂のタラソテラピーを体験して以来興味がありましたので、先週末行ってきました。

 北条温泉は、名前とは異なり銭湯でした。このため料金も、一般銭湯の300円と格安でしお湯(海水風呂)を体験できました。風呂場は、中央の湯船が普通のお湯ですが、その他の湯船は、しお湯またはしお水になっていました。このしお湯には、「しお湯」と「しお水」と書かれた蛇口が常時開放して一種のかけ流し状態になっていることや、お風呂にはジャグジーがあることなどで、かなり気分良く浸かることが出来ました。入浴後は、塩分のお陰で肌がすべすべになった感じがありました。

*追記('05/5/22)*

今月末で閉店されるそうです。理由は、しお湯のため浴槽の寿命が短く、設備投資分を回収できないからだそうです。

*追記('05/6/20)*

潮の香りの天然温泉 シーパ MAKOTOの記事は、こちらに書きました。

北条温泉
天然しお湯 北条温泉 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 02, 2005

三重・鳥羽水族館

鳥羽水族館 セントレアから一区間名鉄の急行に乗り、りんくう常滑駅で下車。そして、新しく出来た伊勢湾フェリー航路で鳥羽まで向かいました。今回の訪問先は、港の直ぐ傍にある鳥羽水族館です。

 私の不確かな記憶ではIHS工房さんの「水族館非公式ガイド」の読者アンケート「お勧め水族館」で1位になったのが、鳥羽水族館であったと覚えています。今回訪問した理由は、この水族館が、どういった点で人を惹きつけているのか確認してみたいと思ったからです。
海獣プール
 さて、本題の感想ですが、水族館のHPでも大きく取り上げているコーラルリーフダイビングという人工珊瑚礁の水槽については、期待していただけに実際に見ると小さく感じちょっとがっかりでした。珊瑚礁から黒潮の魚については、沖縄の美ら海水族館の方が水槽の規模が大きく楽しめる内容となっています。HPなどからは期待していなかったのですが、意外と楽しめたのが海獣(アザラシなど)の水中観察プールでした。プールの奥にいるアザラシなどが観察窓際に人間を見つけると、こちらへ向かって水中をミサイルの様に猛スピードで泳いでくれるので迫力がありました。今回訪問して一番感心したのは、マナティーやジュゴンといったずんぐりむっくり系(正確には海牛類)の希少動物に常時会えるようになっていました。特に雌ジュゴンのセレナは、写真のようにアオウミガメのかめ吉とじゃれあっていまして、とても可愛らしかったです。

じゅんいちセレナとかめ吉
鳥羽水族館

| | Comments (0) | TrackBack (0)

March 01, 2005

愛知・中部国際空港 - セントレア -

見学者デッキ 今話題の中部国際空港(愛称 セントレア)へ行ってきました。テレビ・新聞等の報道の通り非制限区域の3Fにあるスカイタウンや見学者デッキは、見物客などで大盛況でした。今回は、スカイタウンにある展望風呂「宮の湯」で浸かろうと思っていたのですが、土曜朝11時の時点で1時間以上待ち状態でしたので、あきらめました。見学者デッキは、無料でかつ広々していますので、飛行機を眺めるのにお勧めの場所でした。

 対照的に空港としてのセキュリティーゲート、ボーディングブリッジ等の国内線の制限区域内が人もまばらで、この空港の先行きが大丈夫かなと思うような状況でした。また、制限区域内は通路やトイレなどもユニバーサル・デザインされていますので空港としては利用しやすくて良いと思いました。
ミュースカイ
 中部国際空港(セントレア)
 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 22, 2005

Dr.コトー診療所 - 志木那島(与那国) 訪問記 -

診療所 テレビドラマ「Dr.コトー診療所」の志木那島こと与那国島へ訪問しました。予定では、島の観光名所の海底遺跡へ行くつもりでしたが、天候が悪くグラスボート船が欠航になってしまいまして、Dr.コトーロケ地(比川浜の診療所オープンセット、久部良漁港、西崎灯台)を訪問してきました。

 診療所は、テレビで見ていたときと同様に景色のよい浜辺にありまして、多くの方が見学に訪れていました。(内部は、残念ながら公開されていませんでした。)
西崎灯台
 また、今回訪問して泉谷しげるさんが演じていた漁労長のいる久部良漁港から西崎灯台が近くに見えることを知りました。ドラマが再放送される場合は、漁港のシーンで灯台が写っているかチェックしたいと思います。

久部良漁港漁協
 最後に、個人的に最も探したかった茉莉子の店「まり」のロケ地は、日帰り訪問でしたので分からないまま時間切れとなってしまいました。

Dr.コトー診療所(フジテレビHP)

与那国町HP

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 21, 2005

沖縄・西表島温泉

看板 日本最南端の温泉というキャッチフレーズにのせられて、石垣島の離島桟橋から高速船で西表島・大原港まで、さらに西表島交通の路線バスに揺られて大原から高那にある「西表島温泉」へ行ってきました。

 ここの温泉は、ちょっと塩っぱいナトリウム・カルシウム硫酸塩泉という海の近くならばどこにでもあるような泉質ですが、西表島旅情豊に「亜熱帯ジャングルを見ながら温泉に浸かれる」のが最大の特徴でした。屋外には混浴のため水着を着用して入る露天風呂が4箇所ほどあり、のんびり湯に浸かりながら、ジャングルの緑で目を休めたり、空を眺めて鳥をみたりして過ごしました。
浴槽からの眺め

西表島温泉(イリオモテ・ドットコム)

・今回利用したルート

石垣離島桟橋13:00 - (有)安栄観光・高速船 - 大原13:35
大原13:40 - 西表島交通・路線バス - 西表島温泉14:10

西表島温泉15:50 - 西表島交通 - 大原16:20
大原16:25 - (有)安栄観光 - 石垣17:00

ポイント:
1.大原のバス停は、大原港にはなく、港から集落に続いている道を真直ぐ進み、郵便局がある交差点を越えた先のスーパー前にあります。私は、分からなかったので西表島交通の事務所で聞いて、途中からバスに乗りました。
2.西表島温泉のバス停は、温泉前のパイヌヤマ・リゾート前に止まります。
3.帰りのバスは、大原のバス停に停車後、港まで送ってくれます。

| | Comments (0) | TrackBack (2)

February 15, 2005

愛媛・大洲城

梁組み大洲城●大洲城
 先の3連休を利用して鉄道で四国周遊の旅に出ました。最初の途中下車は、伊予大洲でした。駅から臥龍山荘がある市内へ向かい、肱川を渡ると大洲城が見えてきます。この大洲城の天守閣は、木造で昨年復元されたもので、内部の柱・梁などの木材も古枯れていなく、肌色の真新しい状態でした。新築のお城は、清潔感に富み気持ちの良いものでした。
大洲城

●その他情報
 臥龍美術館は、観光案内所の情報では閉館したそうです。

●今回使ったキップ
 今月は、誕生月でしたのでJR四国および土佐くろしお鉄道の特急グリーン車が3日間乗り放題になる「バースディきっぷ」を利用しました。
伊予大洲駅
特急宇和海

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 03, 2005

沖縄・沖縄平和祈念堂

平和祈念堂 北部の花見から一転して南部の糸満・摩文仁にある平和祈念公園へ行ってきました。約10年前にも定期観光バスで訪問しましたが、その時は平和祈念堂をちょっこっとしか見学出来ませんでした。今回は、ゆっくりと見学しましたので、レポートしたいと思います

●沖縄平和祈念堂

 那覇空港へ着陸する前に機内からもときどき見える独特な形をした建物が、沖縄平和祈念堂です(写真参照)。祈念堂の内部は、山田真山の堆錦(漆工芸)で作られた「沖縄平和祈念像」を中心として、西村計雄の連作「戦争と平和」などが展示されていまして、美術館の側面も持っています。また、変わったところでは平和祈念像の下に世界の霊石を展示しているコーナーがあり、そこには「ベルリンの壁」も納められていました。その他付属施設として美術館もあります。
平和祈念像
霊石・ベルリンの壁
 展示作品の感想としましては、西村計雄の作品は、氏独特の小川が流れるような構図で描かれていまして、清々しさを感じました。その他の平和祈念堂内部にある作品では、安次富長昭の「真南風(まふえ)」が波と太陽をイメージさせる抽象画で印象的でした。

 美術館にある作品では、沖縄に関係する題材の絵画が多く収蔵されていました。中でも好みの作品は、安次嶺金正「台風眼」は、雲の掛かった青空と大地の緑、それらに対して雨が降っているように縦の線が描かれてスケール感の大きな作品になっていました。また、工藤和男の「沖縄の漁場」は、笠をかぶり白シャツ姿で真っ黒に日焼けした漁師が船上で綱を引いて働いていたところを描いた作品ですが、光の使い方やマチエールから勇ましさを感じる絵でした。沖縄とは関係のない一般的な作品では、新井康須雄の青、黄、赤をベースとした壁画的に描かれた「時計とケース」が時間の重みを感じさせる絵でした。各絵は、沖縄協会のHPから見ることが出来ます。

沖縄平和祈念堂(沖縄協会HP)

●沖縄県平和祈念資料館、摩文仁の丘

 平和祈念堂の後、祈念資料館へ。ここは前回訪問時には見学コースに組まれていませんでしたので、初めてでした。展示第2室の「鉄の暴風」では、ビデオ並びに模型を使って沖縄戦を時系列的に説明するコーナーがあり、勉強になりました。また、展示第4室の「証言」では、証言が書かれた本を読める机が多数置いてあったり、ビデオで語り部を見るコーナーがあったりで展示に工夫がされていました。思わず足を止めて語り部の話を2つ程見てしまいました。この祈念資料館は、沖縄の皇民化運動や戦争という悲惨な内容を扱っていますが、全体の展示方法が工夫されて分かりやすくなっていまして訪問して良かったと思いました。

沖縄県平和祈念資料館

 最後に摩文仁の丘を訪問しました。各県の碑がありましたが、それには興味を持てませんでした。私個人としては、石灰質の岩にソテツやガジュマルの木などがある沖縄風の庭園が綺麗で良かったのでした。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

February 01, 2005

沖縄・寒緋桜(八重岳と名護城跡)

濃色 避寒と花見を兼ねて沖縄本島へ行ってきました。1/29当日は、本部町の「八重岳さくら祭り(~2/13)」と、名護市の「名護さくら祭り(1/29,30)」どちらとも開催されていましたので満開を期待していたのですが、どちらも咲き始めでした。薄色
 本部町・八重岳は、頂上付近が比較的綺麗に咲いていました。また、さくら祭りが開かれている公園では、養蜂業者の方がいらっしゃったのかどうか分かりませんが、花に蜜蜂が沢山群がっていました。

 名護市・名護城跡では、苦労して400段以上ある階段を上りましたが、殆ど咲いていませんでした。残念!
八重岳
本部町さくら祭り

| | Comments (0) | TrackBack (0)

January 20, 2005

愛媛・マーレ・グラッシア大三島

 大三島観光の目的は美術館訪問の他に、ここのタラソテラピーの海水風呂に入ることでした。露天風呂、ジェット風呂、歩行浴槽、スペシャル風呂(今回は、ラベンダー湯)、サウナなどの色々な種類の風呂がありましたが、ほとんどが普通のお湯で、大浴槽のみ海水風呂でちょっと残念でした。海水風呂の方は、無臭で、入浴中に湿疹等がある場所が多少ひりひりしたくらいで、他の風呂とあまり変わらない様に感じましたが、浴後に汗と一緒に塩分が口に伝わり、塩風呂であることを再認識しました。

 マーレ・グラッシア大三島

その他情報
・ マーレ・グラッシア大三島と大三島美術館、ところミュージアムをセットにしたお得なクーポン券は、新今治市誕生(1/16)以降廃止されました。各施設毎に入場料を支払う必要があります。

・ しまなみ海道(西瀬戸自動車道)の大島-今治間は、来島大橋よりもフェリーの方がお得です。
 片道・普通車1台あたり(フェリーも自動車の乗車人員に関わらず定額)
  しまなみ海道(大島南-今治北) 1700円
  協和汽船(大島・下田水港-今治港) 980円

| | Comments (0) | TrackBack (0)

December 07, 2004

長崎・長崎ペンギン水族館

 夏に公開された映画「ディープ・ブルー」の中で海をミサイルのように泳ぐペンギンの姿を見て以来、実際に見てみたいと思っていました。長崎ペンギン水族館では国内最大級の潜水プールがあるので、実体験しに行きました。ちょうど訪れたのが12時頃で水中飛行(群泳)の時間(HPによると11時、13時など)にあたっておらず、かろうじて2羽が気まぐれに泳いでいました。時間を確認せずに訪問した私も悪いのですが、ダイナミックなペンギンたちの泳ぎが見れずちょっと残念でした。とりあえずペンギンの俊敏な泳ぎは、2羽でかろうじて見れましたので、当初の目的は、達成しました。機会があれば、群泳を見に再訪問したいと思っています。

長崎ペンギン水族館
●アクセス
 「JR長崎駅前東口」バス停から「網場」または「春日車庫前」行き県営バスに乗車し、「水族館前」下車とパンフレットに書いてありますが、路面電車で「蛍茶屋」まで行ってから、バスに乗り換えることもできます。
運賃
JR長崎駅前東口-水族館前(片道) 570円
蛍茶屋-水族館前(片道) 280円 (JR長崎駅までの場合 +電車1乗車 100円)

ディープ・ブルー(@nifty映画特集)
フィルム・クリップ06にペンギンが海の中をミサイルのように泳ぐ姿が見れます。

長崎ペンギン水族館

泳ぐペンギン

キングペンギン

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 25, 2004

京都・梅小路蒸気機関車館

 関西文化の日で入場料が無料でしたので、約20年ぶりに梅小路蒸気機関車館へ行ってみました。現在は、機関車館の周辺が梅小路公園として整備されていまして、京都市電のちんちん電車も土日のみ運行しているようです。
 東海道線、新幹線、山陰線の交差地点という場所柄、SL以外にも様々な車両が機関車館の周りを走り、なかなか楽しかったでした。

梅小路蒸気機関車館

C58 1

C62 1

京都市電

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 17, 2004

香川・金刀比羅宮のすべて展 最終回 高橋由一館~学芸参考館

 御本宮でお参りも済ませましたので、裏参道を通って帰ることにしました。この帰り道の途中で、高橋由一館と学芸参考館に立ち寄りました。

●高橋由一館

 金刀比羅宮は、教科書に掲載されている「鮭」が有名な明治期の画家の高橋由一から作品が奉納されたため、最大の所蔵者で26枚所有しているそうです。この展覧会で印象的に残った作品を順にあげていきますと、大きな鯛の赤色が生々しい「鯛(海魚図)」と、鱈、ふきのとう、梅で構成され春の季節が感じられる「鱈梅花」、夕陽を背にした小船が叙情的な「芝浦夕景」、様々な貝の描写が素晴らしい「貝図」、薄青の月明かりで静かな雰囲気を醸しだしている「月下隅田川」、西洋絵画的な真横顔で描かれた「司馬江漢像」などがありました。

●学芸参考館

 この学芸参考館は、絵馬、船舶模型、来年の干支の鳥玩具など様々な奉納物が展示されていました。入口には、左甚五郎の「木彫の双龍」があるのですが、絵馬として長期間にわたり外に展示されていたためか損傷が激しく、余り有難みがありませんでした。また入口の目立つ所には、ガイドさんのお話によると森の石松が奉納した「刀 肥前国忠吉」や、爬虫類のミイラのような「人魚のミイラ」、生前のものが珍しい「忠犬ハチ公の写真」などが展示されていました。これら目玉作品以外では、大勢の力士の行進がユーモラスな綿屋長兵衛の「力士の図」、恐ろしいというよりは妖怪の愉快な様子が楽しい、生田久一の「百鬼夜行絵巻模本」が印象的でした。

●最後に

 裏参道を出て商店街に入ったところで全部見終えたという達成感と、時間の経過からどっと小腹が空いてきたので、またしても、うどん(ぶっかけ)を食べてから帰宅の途につきました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 16, 2004

香川・金刀比羅宮のすべて展 その3 表書院~奥書院~緑薫殿

 金毘羅狛近くの階段を昇ったところに、あの「百花の間」がある書院(表書院・奥書院・新書院)の入り口があります。今回訪問して書院の感想を一言で言いますと「ヴァチカン美術館の日本版で大変すばらしいところ」でした。ヴァチカン美術館を想像した理由は、秀作「アテネの学堂」があるラファエロの間や、システィーナ礼拝堂のミケランジェロの「最後の審判」を擁し見所が多く大変すばらしいところですが、書院も円山応挙の「遊虎図」がある虎の間、伊藤若冲の「花丸図」がある「上段の間(百花の間)」があり、こちらも負けていないと感じました。

書院入口

●表書院

 表書院では円山応挙の襖絵のある「鶴の間」「虎の間」「七賢の間」「山水の間」と、邨田丹陵の「富士の間」があります。「虎の間」では遊虎図の「水呑みの虎」や眠っている虎、遊んでいる虎など生き生きと描かれていました。「山水の間」では、前庭も借景にして描かれていたことと天井も格子状の飾りが施されており空間設計がすばらしいと感じました。「富士の間」では廊下から見ると傾斜のついた線しかみえず何かなと思ったのですが、部屋の中に入るとコの字型の3面と奥行を利用して中心に富士山、両側に裾野が描かれており、絵の広がりが素晴らしかったです。
 いずれの部屋も通常では廊下からガラス越しに鑑賞しか出来ないそうですが、今回は特別に部屋の中に入り絵の近くから鑑賞できるようになっています。

●奥書院

 訪問した日が祝日だったため表書院の「富士の間」あたりから渋滞が発生し、奥書院へ入るまで10~15分くらいかかりました。奥書院では伊藤若冲の「上段の間(百花の間)」、岸岱の「春の間」、「菖蒲の間」、「柳の間」があります。特に「上段の間」では、テレビで観たときからやっとここまで辿り着いたという思いのとは裏腹に、実際は部屋が薄暗く、そのため若冲の「花丸図」もはっきりと見えず、さらに人が多かったためゆっくりと鑑賞できず大きく期待がハズレ落胆しました。しかし、「菖蒲の間」ではカラフルな蝶が生き生きと描かれた岸岱の「群蝶図」や「柳の間」では、牡丹の白色が鮮やかな狩野探幽の「文殊菩薩並牡丹図」が鑑賞できて満足しました。さらに新書院につながる廊下から外を眺めると「讃岐富士(飯野山)」がのどかな讃岐平野の中にぽっこりと浮かび、とても良い風景でした。

●新書院

 新書院では、陽が差し込み明るくなっている部屋の中に若冲の「花丸図」の一部が下からライトを当てられて展示されていました。先程述べたように実際の「百花の間」を見て落胆したのですが、こちらの明るい「花丸図」は、私がテレビで見て金刀比羅宮へ行こうと心を動かされた絵そのものでした。背景の金色に光り輝く中から、粋な花の絵が力強く描かれています。ガイドの方のお話では、若冲の花の絵には葉があり、その葉は自然に虫食い部分が描かれていると解説されていたので、再度よくみると確かにすべての絵がその通りになっていまして、それが美しい花を引き立てているのに役立っているのかなと思いました。

●御本宮~緑薫殿

 書院を出た後、大きな建築物の旭社の前を通り、急な階段の御前四段坂を昇ったところに「御本宮」があります。「御本宮」自体は古い木造建築なのですが、今回の大遷座を機会に建てられた「緑薫殿」は赤錆びた鉄を柱や囲いなどに大量に使った斬新な建築物になっていました。この鉄の赤錆が良い意味で枯れた趣があり、周囲の景観と案外マッチングして印象的でした。

御本宮・左から

御本宮・右から

絵馬

緑薫殿


| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 12, 2004

香川・金刀比羅宮のすべて展 その2 金毘羅庶民信仰資料収蔵館~宝物館

 金丸座から表参道に戻りえっちらおっちら階段を昇り続けると、やっと平坦なところに出て金毘羅庶民信仰資料収蔵館と宝物館が隣り合ってありました。

参道-宝物館まで

●金毘羅庶民信仰資料収蔵館

1)描かれた象頭山 ~金毘羅絵図の世界~
 ここでは、「象頭山十二景図」や「金毘羅祭禮図屏風」などの金毘羅周辺の風景が描かれた絵が展示されていました。しかしながら私は、今で言うところの金毘羅詣でのためのガイドマップで大阪などの関西各地から丸亀や高松、多度津まで海路で四国入りし、丸亀など四国の玄関口から金毘羅まで道案内がかかれた様々な古地図類が古くから信仰を集めていた証拠として印象に残りました。

2)冷泉為恭(ためちか)展
 まず真っ先に目に入るのが「天井龍図」という水墨画で龍の力強さを感じる大きな作品でした。それに対して為恭が描いた本類を展示しているコーナーに「為恭粉本」というのがありましてその中の「猫図」は、猫が頭上に手をやり寝転がっている仕草がかわいらしく描かれているほほえましい作品でした。また、お隣の宝物館には為恭が描いた「三十六歌仙模本」も展示されていました。

●宝物館

 久留正道設計で明治38(1905)年に建てられた古建築物でそれ自体も見所の宝物館では、「金刀比羅宮の名宝」として絵画、刀剣、能面、甲冑、神仏分離以前に所蔵していた仏像などが展示されていました。1階では狩野探幽、自適、牧心が描いた「三十六歌仙」が入った正面の壁一面に並べられています。三十六歌仙では絵のすばらしさよりも、斎宮女御(さいぐうのにょご)が唯一着物が掛かった衝立で顔を隠していたのが何故なんだろうかと印象に残りました。1階には他にもダイナミックな狩野探幽の「虎図」、長沢蘆雪の「鯉魚図」が印象に残りました。2階には、重要文化財の画 伝・藤原隆能の「なよ竹物語絵巻」や平安時代に作られた十一面観音像がありました。しかし私が印象に残ったのは、伝・空海の「大黒天像(千体大黒)」で豆粒程度の大きさで千体の大黒が書かれているようなのですが、絵が古く、かつ展示ケースも暗いため細かい描写がよく分からいのですが、この絵全体の印象が大量の複製ということで現代アート的に感じました。

金毘羅狛

神馬・北勇号(道産馬)

参道沿いに彫刻あり、神馬の厩舎があったりで、楽しめます。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

November 11, 2004

香川・金刀比羅宮のすべて展 その1 きっかけ

 金毘羅さんには興味がなかったのですが、「時の宝箱-四国ミュージアム探訪-」をぼんやり見ていると若冲の「百花の間」を取り上げていました。この部屋は、現在金刀比羅宮文化顧問をされている田窪恭治氏の「表現の現場」(講談社現代新書)に

「私が画家になったのは少年の頃の不思議な体験がきっかけだった。(中略)白日夢のような、その感覚が忘れられなくて、いまだに私は、あっち側(闇)とこっち側(光)の境界をさまよっているような気がする。その不思議な空間は、四国こんぴらさんの奥書院にある『百花の間』である。」
と書かれているところで、私もテレビで見ただけでその不思議な部屋に惹かれ、今回訪問しました。この奥書院(重要文化財)は通常公開されておらず、今年は33年に1度の大遷座の年に当たるため、それを記念して125年振りに一般公開されたものです。

 また、今回金毘羅さんを訪問して分かったことですが、金刀比羅宮の参道にある古く趣のある建物類(このひとつで醤油うどんを頂きました。)や、日本最古の芝居小屋の金丸座、本展覧会の会場となっている金刀比羅宮の各書院、各博物館をはじめ、神社(お宮)、絵馬堂、遷座により新規に建てられた緑薫殿など見所満載でアートの一大テーマパークのようでした。実際すべての会場を廻るのに4時間ほどかかりました。

 このため、今回は記事を分割して書いていきます。

 金刀比羅宮の美術品については、四国新聞社の特集記事「金刀比羅宮 美の世界」をご参照ください。

金刀比羅宮 12月12日まで

金丸座外観

金丸座内部

旧金毘羅大芝居 金丸座 ブドウ棚(天井)の格子が美しい

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 25, 2004

鹿児島・日当山(ひなたやま)温泉 西郷どん湯

 今回は、鹿児島空港で飛行機の乗り継ぎ時間が3時間程度あったため、隼人町の日当山温泉へ行ってきました。空港からはタクシーで片道15分(片道運賃2,160円でした。)で行けました。バスでも行けるようですが、ほとんど便数がなく、実際には空港から(まで)乗れないことが多いようです。

 ここは、峡谷の川沿いにあるような鄙びた温泉街や有名温泉街のような歓楽街があるわけでもないですし、平坦な住宅街に温泉が点在し飲み屋などもほとんど目に付かず寂れていて、「鹿児島の奥座敷」という日当山温泉のガイドパンフレットに書かれているイメージ通りの地元客や湯治客相手の温泉街でした。しかしタクシーの運転手さんの話によると、ある理由から昭和30年代までは栄えていたそうです。

●西郷どん湯
 西郷どん湯の公共風呂に行きました。何故か鹿児島の銭湯料金(大人330円)よりも安い250円となっていました。その分建物は古くてボロく、浴槽も2人位が入れるものが2つと小さいのですが、熱々のお湯を(当日は44℃)かけ流しで浸かることが出来て良かったです。また、宿の前にはお出迎え猫がいたり、地元の方が風呂に出入りするとき皆さん気軽に声をかけ挨拶してくれることなど、素朴なところが良かったです。

隼人町観光協会
西郷どん湯

西郷どん湯

公共風呂

| | Comments (0) | TrackBack (0)

October 12, 2004

愛媛・森の国ぽっぽ温泉 -虹の湯-

 森の国ぽっぽ温泉は、JR予土線松丸駅にある日帰り温泉です。駅にある温泉ということで、上諏訪駅のようなおんぼろな施設をイメージしていましたが、松野町のふれあい交流館内にあり、大変きれいで清潔感がありました。(そのため足湯以外は有料で大人400円です。)今回ギャラリーしろかわの訪問と一緒に立ち寄りました。

 ここの温泉は「虹の湯」と「森の湯」という2浴場あり、それぞれ週単位での男女入れ替え制になっています。今回はサブタイトル通り「虹の湯」に浸かりました。ここの温泉の最大の特徴は、「虹の湯」の露天酒樽風呂です。清酒・伊予美人で実際に使われていた直径4mくらいの酒樽を風呂桶に転用し、露天風呂となっています。酒の匂いがぷんぷんするかと期待していたのですが、残念ながら弱アルカリ泉のため温泉臭もありませんでした。その他の風呂については、箱蒸風呂、打たせ湯、ジャクジーなどがありました。この中でのお勧めは箱蒸風呂で、木箱の中に胴体を入れるため、樹のいい香りが温浴効果と相乗してリラックスできました。その他、シャンプー、ボディーソープ、ドライヤー等も無料で完備されており、結構お得感がありました。

森の国ぽっぽ温泉

露天酒樽風呂

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 30, 2004

東京・小沢剛:同時に答えろYesとNo!展

●小沢剛:同時に答えろYesとNo!展

 小沢氏の作品を初めてみたのは、東京現代美術館でのMOTアニュアルでの地蔵建立でした。日記形式で1日1枚の写真が並び、その写真の中に小沢氏によって作られたお地蔵さんが「ちょこんと」写っているという作品であり、そのため写真を注意深く見てお地蔵さんを探さなければならず、「ウォーリーさんを探せ」みたいな発見の楽しさのあるものでした。その後、2003年越後妻有トリエンナーレのかまぼこ型倉庫プロジェクトでは、小沢氏が製作したかまぼこ型倉庫の中に、氏が地域のかまぼこ型倉庫を取材した写真を並べて展示するというものであり、同じかまぼこ型倉庫でも色々あるのだなあと感心させられました。

 本展覧会も非常に楽しみにしていましたところ、期待を裏切られず十分に満足できるものでした。まずは、噂には聞いていた「なすび画廊」ですが、牛乳箱という非常に限られた空間でも、様々な作家によって、こんなに遊べることができるものかと感心しました。次に醤油画資料館が展示されており、私はこちらも初体験で楽しかったのですが、特に近現代の作家の作品を醤油で複製してある辺りが小沢氏の遊び心を感じました。醤油画については、滋賀県立近代美術館コピーの時代展でも展示されていまして、特に金山明氏の作品の複製を元の作家と同じラジコン車に醤油を乗せて、それを動かして製作する手法で再現するほど凝っていたと印象に残っています。あとは、上で紹介した地蔵建立やNHK教育で放映されていた「できるかな」の楽しい音楽が印象的なワンマングループショウなどの展示がありました。最後にベジタブル・ウェポンシリーズが展示されていました。私がこのシリーズを見るのは、今回が2度目なのですが、初めて見た時には各国の美女が、そのご当地の代表的な野菜をライフル型に構えている写真で(このためベジタブル・ウェポンと名づけられたと推察)、女性と武器、野菜と武器というミスマッチな感覚と地物野菜で国が分かるという仕掛けを楽しく感じていました。今回の展示で分かったことですが、この地物野菜は、ご当地の鍋料理を作る素材になっており、写真を撮った後で皆で鍋を囲んでコミュニケーションを図るという「落ち」がさらについていることを知りました。

森美術館 12月5日まで


●渋谷-六本木ヒルズ-品川-御殿山 (都バス移動記)

 この日は、渋谷のグッゲンハイム美術館展-六本木ヒルズー御殿山・原美術館の奈良美智展と3展示を梯子しました。一般的には電車を中心に移動されると思いますが、今回は都バス1日乗車券(バスのみは500円)を利用して、都バスのみで移動することを思いつきました。1日乗車券は、バス乗車の際に購入することが出来ます。

・渋谷→六本木ヒルズ
 渋谷駅東口から出発しているRH01系統にて村上隆氏のキャラクターでラッピングされたバスで六本木ヒルズの地下駐車場まで辿り着くことが出来ます。所要時間15分程度。

・六本木ヒルズ→(西麻布・乗換)→品川
 都01系統渋谷駅行きにて西麻布で品97系統に乗換て品川駅まで。バスに乗っている時間は、それぞれ10分、20分程度でしたが、バス待ちにそれぞれ15分程度掛かり、結局移動には1時間程度掛かってしまいました。

・品川-御殿山
 反96系統で行ける筈ですが、当日3館目の訪問で残り時間が少なくなってしまったことと、バスの便数が1時間に2便と少なかったため、タクシーで移動しました。ただし、原美術館訪問後は、運良くバスで品川まで帰ることが出来ました。所要10分程度。 

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 25, 2004

ちゅらさん - 小浜島訪問記 -

 現在「ちゅらさん3」放映中ですが、韓国訪問の前に小浜島のロケ地巡りをしてきました。

 小浜島ではJTA美ら島物語にも書いてあるコハマ交通の観光バスに乗り、えりぃが走ったシュガーロード、その道沿いにある琉球松、小浜小中学校、こはぐら荘、和也くんの樹、えりぃが子供の頃文也が乗った船を追っかけて走った桟橋(細崎港防波堤)、「ちゅらさん3」第1話にも登場した亀甲墓などを主に車上から見学してきました。 「ちゅらさん3」関係では、小浜島でのロケが8/16~22にかけてあったそうです。(JTA美ら島物語から小浜島のロケ風景)

ちゅらさん亀甲墓

 こはぐら荘では、観光バスを降りて見学しました。ここは実際には民宿をやっておらず一般の民家で、琉球の歴史ある邸宅(約築90年)および門構え(約築130年)であったことがロケ地として選ばれたそうです。周辺の集落では歴史ある邸宅は他にもあるのですが、門がすでにブロック等に置き換わっているところが多く、両者の条件を満たせる邸宅はロケ地となったお宅しかなかったそうです。本来お住まいの方がいらっしゃるので、敷地内に立ち入ることは出来ませんが、地元コハマ交通のドライバーの顔で敷地内を撮影させてもらえました。(国仲涼子さんをはじめとする主要キャストの方の記念植樹がありました。)

こはぐら荘

 和也くんの樹は残念ながら車上でのしかもかなり遠い地点からの見学だったのですが、この樹に関する秘話を聞くことが出来ました。和也くんの樹は、撮影にあわせて植え替えており、現在は「ちゅらさん3」のロケが始まった8/16に植え替えたばかりで4代目だそうです。ちなみに1,2代は根がつかず、枯れてしまったそうです。4代目はどうかな(根がつくのかな)とおっしゃっていました。

 ざっと1時間の駆け足観光だったのですが、コハマ交通のドライバーさん(兼ガイドさん)が、さすがに地元の人だけあって観光ポイント(ちゅらさん以外では、島バナナがついている樹、パインついている畑、島馬、和牛、ヨナラ水道など)を的確に説明してくださり、よく島のことを理解できました。

 石垣島に戻り、当日深夜に再放送された「ちゅらさん2」第1~3話を見ながら小浜島で見学した場所の復習をしていました。また翌日深夜も第4~6話、翌々日夜「ちゅらさん3」1話と3日間連続で「ちゅらさん」漬けになっていました。


美ら島物語

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 24, 2004

光州ビエンナーレ(2004年)

●光州ビエンナーレ - A Grain of Dust A Drop of Water 一塵一滴 -

 釜山と比較してこちらは、アジア地区最初の国際ビエンナーレ発祥地だけあって複数の会場があり、特にメイン会場は、専用ホールでの展示となっていました。展示内容は5ギャラリーに分かれており、ギャラリー1がDust、2がWater、3&4がDust+Water、5がThe Clubとなっています。

 特にギャラリー1では、Yue Minjun氏(笑顔の同一人物の繰り返し)や日本のKengo Kuma & Momoyo Torimitsu氏(床を這う人型ロボット)の作品のように人に関するものが多く展示されており、私たち個々人はDustという捉え方をしていたように感じます。

 ギャラリー2では、生命を育む水というような捉え方をされており、宮島達男氏(デジタルカウンター)、Iika Meyer氏(ガーデン)のような生命に関する展示、Seung-young kim氏(大きな平たい水槽の上に天井から水滴を落とすチェンバー・オブ・メモリー)の関する展示が印象的でした。

 ギャラリー3&4は、2つのテーマの混成のため多様な展示がなされており特に統一的なメッセージは感じませんでした。その中でもギャラリー3では、Marco Maggi氏の筋目(切れ目)の入った林檎を乾燥させた展示と、その乾燥状態から瑞々しい林檎に戻るまでのビデオインスタレーション(Dust in Love)が、塵になるまでの時間という概念が簡単に観察でき印象的でした。ギャラリー4では、テーマと殆どかけ離れている内容のものが主でしたが、全体的に活気がありました。特に、朝鮮半島を盛り土で模ったJeon-yong Lee氏の作品が韓国らしいと感じ、Jennifer Allora / Guillermo Calzadilla氏のオートバイのマフラー部にトランペットを取り付け様々な音色を出しながら走り回るビデオインスタレーションが楽しく、Jin-ran Kim氏のソープルームでは石鹸の良い匂いと琉球音楽で癒され、The Kingpinsの厳つい集団が韓国の雑踏に飛び込んでいくパフォーマンスのビデオインスタレーションが元気良く、Koji Iijima氏の鉄犬が火を噴いたり、排泄物を出したり、交尾したりする芸の細かいビデオインスタレーションが印象的でした。

 ギャラリー5では、白い壁で展示されている美術品と鑑賞者という概念を超えた展示を目指しているとキュレーターがカタログに記載していますが、その通りで、私は内容が良く理解が出来ませんでした。

 余談ですが、第1,2会場(site)はメイン会場と同一公園内にあり見学しましたが、第3,4会場は離れた場所にあり今回は気合がなかったため訪問しませんでした。さて、第2会場ではKorea Expressと命名された30名の韓国人作家の展示でした。ここの作品で日本では展示できないだろうと推測され、アートと感じる部分もない性行為そのものをビデオインスタレーションしたものがあり、儒教国家の韓国で良く展示出来たなあと感心しました。

光州ビエンナーレ 11月13日まで
月曜-金曜 9-18時
土曜、日曜 9-17時
入場料 大人(個人) 12000W(1200円程度)
ガイドブック(韓国語版) 3000W(300円程度)
ガイドブック(メイン会場版)(韓国語・英語併記) 25000W(2500円程度)
 *ガイドブック(メイン会場版)を購入したら、2002年のガイドブック(韓国語版)をプレゼントしてもらいました。

光州ビエンナーレ会場site1

●光州-ソウル(高速バス)

 ビエンナーレ会場にある観光案内所に高速バスターミナルまで行く方法を尋ねたらハングルで光州バスターミナルと書いた紙を渡されタクシーで行ってねと言われました。そこでバスターミナルまではタクシーで向かいましたが、道中で手を上げタクシーを止めるおばさんがいた為、初めて相乗りになりました。こちらの方が早くから乗り、早く目的地に着いたため、とりあえずメーターの料金を払い下車しました。さて、光州-ソウル間の高速バスですが、ラグジュアリー車と一般車があり(たぶんラグジュアリー車が横3列、一般車が4列と推定される)、ラグジュアリー車に乗りました。どこの国も一緒で大都市のソウルに近づくにつれ渋滞に巻き込まれましたが、何とか所要時間4:40で到着しました。料金は、2090円程度でした。ソウルの高速バスターミナルからは、地下鉄経由で東大門にあるホテルに無事にチェックインし、NHKワールドにて23:15からの「ちゅらさん3」を見ることが出来ました。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

September 23, 2004

釜山ビエンナーレ(2004年)

●福岡-ソウル-釜山(KTX乗車記)
 金印を見た後、急いで福岡空港国際線ターミナルへ行き、飛行機でソウル(仁川空港)へ向かいました。仁川空港に到着した後KTX発券コーナーにてソウル駅までのノンストップ高速バスおよび韓国国鉄ご自慢の高速列車「KTX」の釜山までの1等車乗車券を購入しました。ソウル駅では乗車券購入窓口に多くの人が並んでいましたが、空港は空いていて先に購入しておいて正解でした。今回は、時間の都合からソウル-釜山間が2:55かかる一般的な停車パターンでの乗車でしたが、それでも新線区間では最速300km/h、大雑把な印象の平均では250km/h以上で走行しているようで十分高速感は満足出来ました。また、各種雑誌等で叩かれていたトンネル内通過時の「ゴゥオー」となる反響音についてですが、確かに鳴っていましたが、私にはそれほど気にはならない程度のものでした。よく指摘されている2等車の対面座席(進行方向の逆向きに座ること)については、分かりませんでした。今回乗車した1等車では、飲み物の無料サービスもあり、釜山までで2回ほど缶ジュース類を頂きました。全体の印象としては、釜山まで1等車で6800円程度で300kmの高速体験できたので、新幹線と比較してお得な印象を持ちました。

●釜山・東萊温泉
 釜山駅から地下鉄に揺られて30分くらいの市内にあります。今回最も有名な「虚心庁」という入浴施設が早朝5:30より営業しているので朝7時過ぎに行ってきました。温泉としては海近くの弱塩化ナトリウム泉で特にこれといった特徴もありませんでした。施設としては、日本の温泉場にあるような多彩な風呂(ジャグジー、打たせ湯、緑茶湯、入浴剤(ジャスミン)湯など)があり、楽しんできました。料金的には、ロッカー、貸しタオルがあり(ただしシャンプーはなかったと思います。)早朝割引で600円程度でした。

●釜山ビエンナーレ -Chasm N.E.T.-
 釜山市美術館で開催されている釜山ビエンナーレ現代美術展を訪問しました。各地のビエンナーレ・トリエンナーレと同様でここでもビデオインスタレーション類が多く展示されていました。ここで印象に残ったのは、スペインのAna laura Alaez氏の顔をアップにしてカラフルにペイントしたビデオインスタレーションが美しく、韓国のチョー・ウーラム氏のジェットエンジンのオブジェはローターが回転して動きがあり、またその動きにあわせてお尻のスコーンの部分が光ったり、羽が開いたりとまるで生き物のように感じました。日本からは私が確認したところ3名の作家が展示されており、中村政人氏のテトラポット、Novaia Liustraのカフェ、高嶺格氏のベビーインサドンでした。特に高嶺氏のベビーインサドンについては、高嶺氏の在日韓国人の彼女との結婚式の写真(一部ビデオ)および日記などが展示されており、昨年の京都ビエンナーレ「在日の恋人」(ただし鑑賞したのは階段に展示してあった日記、ビデオの部分)で在日韓国人の恋人が居ることを知り、近江八幡ボーダレスアートギャラリーno-maで結婚されたことを知ったものとしては、今回釜山でその結婚式の風景が見られるとは思っていませんでした。また、展示方法も先に書いた通りで森美術館六本木クロッシング展の高嶺氏作品とは異なり分かりやす構成になっていました。
 入場料 700円程度 公式ガイドブック 500円程度

釜山ビエンナーレ 現代美術展は10月31日まで(月曜休み)

釜山市立美術館

●釜山-光州(高速バス)
 光州ビエンナーレ訪問のため高速バスにて移動しました。私は数年前の古いガイドブックを使用していたため釜山の高速バスターミナルが移動したことを知らなかったため、初めて韓国観光案内電話1330にダイヤルし東萊から老圃洞へ移ったことを知りました。初めての高速バスでの移動だったので適当に座っていたら座席が指定されており、おじさんに怒られるという「ちょっとした」ハプニングがあったものの、シートは3列で快適でした。しかし、乗車時間がおおよそ3:30程度かかり、やはり疲れました。
 釜山-光州間 2040円程度。

| | Comments (0) | TrackBack (1)