北海道・石山緑地
芸術の森へ向かう途中に石山緑地へ立ち寄りました。この公園の以前の姿は札幌軟石という灰色の石の採掘場でしたが、CINQ(サンク; 国松明日香、永野光一、丸山隆、松隈康夫、山谷圭司)という彫刻家集団によって、公園全体が採掘場跡地や札幌軟石の風合いなどを生かした彫刻作品に造り上げられています。
公園入口には、バベルの塔のような噴水タワーとなっている玉石の塔や、その水が螺旋状に流れている「スパイラルスプリング」などがある水の広場があります。これらは、大型作品ですが、大理石のモニュメントやベンチなどの小さめの作品も公園に置かれています。スパイラルスプリングのある広場から小径を進んでいきますと、緑の芝生、樹木に赤い色彩が強いコントラストを持っている美しい作品、「赤い空の箱」というジャングルジムが置かれています。さらに小径を進むと、ローマにある古代遺跡のような広場「ネガティブマウンド」があります。背景の採掘場の壁と広場にある橋のような構造物のいずれもが札幌軟石のため、その灰色の古びた肌合いが歴史を感じさせるドラマッチックな広場となっていました。ネガティブマウンドの奥には、サイコロ状の札幌軟石が散らばっている「午後の丘」があります。ここは芝生でくつろげるような広場になっています。


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